経営理念
JForest森林組合綱領-私たち森林組合のめざすもの-
私たち森林組合は、地域の森林管理主体として、地域の森林を協同の力で育て守り続け、森林環境保全と林業発展を通じて、地球温暖化防止へ貢献するとともに、水源の保全、国土の安全、健全な森林環境と良質の木材を国民へ提供しながら、健康で安心、豊かな住生活を支えていくことを使命とします。私たち森林組合の組合員・役職員は、こうした使命を自覚し、協同組合運動の基本的な定義・価値・原則(自主・自立、参加、民主的運営、公正、連帯等)に基づき行動します。そして、地域・全国・世界の協同組合の仲間と連携し、平和とより民主的で公正な社会の実現に努めます。このため、私たち森林組合の組合員・役職員は、次のことを宣誓し、責任を持って行動します。
- 一、森林(もり)の恵みに感謝し、地球環境保全のため、豊かな森林(もり)を未来に引き継ごう。
- 一、森林(もり)を守り育て、林業と山村を活性化しよう。
- 一、JForest森林組合への積極的な参加によって、協同の力を発揮しよう。
- 一、自主・自立、民主的運営を基本に、開かれた組合経営を目指そう。
- 一、協同の理念と誇りある仕事を通じて、共に生きがいを追求しよう。
組合長挨拶
年頭のご挨拶
令和5年の新春にあたり謹んで年頭のご挨拶を申し上げます。
皆様には、新しい年を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
森林組合の運営につきましては、平素から格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
昨年の森林・林材業界は、令和3年に木材不足とこれに起因して原木価格が高騰したいわゆる「ウッドショック」の余韻を残しての年明けになりました。
輸入材供給リスクの顕在化により、輸入材から国産材への転換が望まれている今こそ国産材供給力の強化と、組合員(森林所有者)の皆様への一層の利益還元のために原木価格の適正化に向けた取り組みが求められています。
管内のスギ・ヒノキなどの人工林は本格的な利用期を迎えています。森林組合ではこの貴重な森林資源を循環利用するために除間伐などの森林整備事業と併せて立木を伐採して販売する林産事業を推進しています。伐採跡地には各種補助金を活用した再造林(植林・下刈)をお願いしています。
「ふるさとの森林(やま)を守り育てて未来につなぐ」を理念とする森林組合は、その使命として、水源涵養機能や災害に強い「緑の国土強靭化」対策、地球温暖化防止対策の推進、生物多様性の保全など森林の持つ公益的機能が継続的に発揮できる多様で健全な森づくりに貢献する役割を担っていることを認識しながら各種事業を展開して参ります。
森林組合経営を取り巻く環境は依然厳しい状況にありますが、職員ひとり一人の持てる力を結集して大胆かつ堅実な経営を心掛けながらこの変革の時を乗り越えて参る所存ですので、引き続き皆様方のご支援、ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、今年が皆様にとって、より良い飛躍の年になることを祈念致しまして、年頭のご挨拶とさせていただきます。
2023年1月1日
組合組織図
- 名称
- 北薩森林組合
- 所在地
- 〒899-0217
鹿児島県出水市平和町1437番地
TEL:0996-63-2321 / FAX:0996-63-2322
- 発足
- 2008年7月1日
- 組合員数
- 10,408名
- 総代数
- 200名
- 役員数
- 10名(理事7名 監事3名)
- 出資金
- 280,882,000円
- 主な事業
- 指導事業 ・森林経営計画制度の普及、広報誌の発行 販売事業 ・共販事業、林産事業、木材販売 加工事業 ・木材加工事業 森林整備事業 ・森林整備事業(新植、下刈、除間伐、作業路) 森林保険、購買事業 ・林業資材、苗木、種駒など
(令和4年6月30日現在)
事業所紹介
本所
川内支所
長島支所
流通センター
加工センター