Vol.7 木工教室を開催

北薩森林組合通信 Vol.7

鶴田小で木工教室を開催!

-森林に学びふれあう推進事業-

 10月15日、さつま町の鶴田小学校で木工教室が開かれ、5年生25人が参加した。教室では、北薩地域振興局の橋口技術専門員から、作製の手順や安全・注意事項についての説明を受けて木製椅子づくりに挑戦。
 カットされた27組の部材のやすりがけや、慣れない金づちを使っての釘打ちに悪戦苦闘しながらおよそ2時間かけて仕上げた。

 講師で参加した当組合職員の淵脇は「興味を持って積極的に参加する子供が増えている。椅子の組み立てには支えてくれる人が必要で、ペアになって互いに助け合わなければ作れない。完成品に端材を取り付けて自分だけのオリジナルな作品に仕上げたり、持ち帰って親と一緒に好きな色を塗って楽しんだりと親子のふれあいにも一役買っている。」と話す。

 この事業は、次の世代を担う子どもたちに森林・林業の重要性や魅力ある役割について理解を深めてもらおうと県が、”みんなの森づくり県民税”(旧森林環境税)を活用し実施したもの。(F)