Vol.24 第17回通常総代会を開催

北薩森林組合通信 Vol.24

 

 北薩森林組合は、8月26日、薩摩川内市国際交流センター(薩摩川内市天辰町)で通常総代会を開催しました。 第17回となる総代会は、藤岡芳昭代表理事組合長のあいさつ、来賓祝辞に続き、議長に薩摩川内市の小園光男総代を選出して議事に入り、令和6年度業務報告の承認や令和7年度の事業計画設定承認など7つの議案を審議。全議案について執行部提案通り承認可決されました。

 

 損益計算書によると6年度は、共販事業で50,488㎥(取扱高:64,455万円)の原木を取扱ったほか、買取林産事業で19.274㎥(販売高:22,865万円)の木材を生産販売。

主力の森林整備事業では、新植46.31ha、下刈65.69ha、除間伐150.24ha、集材路等14,955mを施業して、取扱高は24,793万円。事業総利益21,220万円を計上しました。

7年度の事業計画では、共販事業の取扱量55,000㎥、林産事業21,330㎥。森林整備事業の施業目標として新植48ha、下刈89ha、除間伐115ha、集材路等9,850mを計画。事業総利益18,835万円を見込んでいます。

 


【代表理事組合長挨拶要旨】

 森林組合は、森林所有者の協同組織として組合員のための各種事業の展開と併せて、水源涵養、災害に強い国土強靭化、二酸化炭素吸収による地球温暖化防止、木材生産等の森林の持つ多面的・公益的機能が継続的に発揮できる森づくりに向けた取り組みを推進する役割を担っています。               

 当組合管内の民有林のうち45.7%がスギ・ヒノキの人工林でその約8割が本格的な利用期を迎えていますが、要間伐林も依然として多いことから、計画的な間伐及び伐採後の再造林等の森林施業が重要な課題となっています。

 当森林組合では、これらの状況や課題を踏まえながら、管内の森林整備や木材流通の中核的な担い手としての役割を果たすことによって公益的機能の継続的な発揮と組合員への一層の利益還元に向けた各種事業を展開して参りました。

 また、本年から、薩摩川内市における『SGEC森林認証』の取得や、『出水市SDGS宣言プロジェクト』の登録など、持続可能な森林経営・管理の実現や、自然環境保全を通じた地域貢献を積極的に推進する取り組みを行っています。

 本年度は、林産・販売事業や除間伐等の森林整備事業が堅調に推移したことから、当初計画比176%の15,174千円の当期純利益を計上することができました。 

 令和7年度も森林・林業を取り巻く経営環境は、生産コストの高騰、新設住宅着工戸数の減少による木材需要の低迷など依然厳しい状況下にありますが、系統運動方針『北薩森林組合ビジョン2030』に基づき、森林資源の循環利用による地域森林の適切な利用・保全を通じて、安定的かつ持続可能な組合経営を目指して精進して参りますので、引き続きご支援・ご指導を賜りますよう重ねてお願いを申し上げます。